金曜日は雨。CTSCCレースSTクラスはマツダスピード3が優勝。 2012年デイトナ24時間レース・プラクティス速報
27日は、フロリダ半島北部全域を雨雲が覆い、朝から雨模様となりました。朝9時からと11時からそれぞれ1時間ずつプラクティスが行われましたが、決勝レースはドライコンディションが予想されているため、多くのRX-8 GTチームは走行を見合わせました。
#70 SpeedSource RX-8は、朝のセッションの雨量が少ない時間帯に確認走行を行いましたが、間もなく雨脚が激しくなったため早めに走行を切り上げました。チーム代表のトレンブレイは、「もう走行は終了です。早めに決勝レースの準備をします」と語り、2回目のプラクティスを待たずにギアボックスのチェックおよびマシン細部のリフレッシュを実施。デンプシーレーシングは朝から走行しないことを決め、入念な決勝準備を行いました。
この日200マイル・2時間半の決勝レースを迎えたコンチネンタルタイヤスポーツカーチャレンジ(CTSCC)には、STクラス40台中マツダ車が11台エントリー。24時間レースと同じコースで走るため、実力差の少ないマシンで競うのはまさに腕の勝負です。最終的には接戦を制した#31 I-motoレーシングのマツダスピード3が優勝しました。最終ラップまでトップ3が僅差で競い、数10cm差で#31が首位でフィニッシュラインを通過するというスリリングな展開でした。このレースの終盤には空は晴れ上がり、暖かい日差しが戻ってきました。天気予報によると、日曜日までこの陽気が続くとのことです。
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