ROLEX GTクラスのRX-8は、予選14位から17位に4台が並ぶ
 1月27日(木)、晴天で最高気温23度となった米フロリダ州のデイトナスピードウェイで、本年のアメリカのモータースポーツシーズンの幕開けを告げるデイトナ24時間レースの公式スケジュールがスタートした。
 この日朝からプラクティス走行が開始され、全面再舗装が完了したオーバル+インフィールドの6kmトラックのグリップ感を確かめるように、24時間レースに出場するメインカテゴリーのデイトナプロトタイプ(DP) 15台、総勢30台のGTカーらは精力的に周回を重ねた。
 今回24時間レースにエントリーしたMazda RX-8は、昨年のチャンピオンチーム、SpeedSourceが2台。Dempsey Racing、Team Sahlenもそれぞれ2台をデイトナに持ち込み、Racers EdgeとニューフェイスのYellow Dragon、Team Spenser Racingがそれぞれ1台を用意し、合計8台となった。
 16時15分から15分間の公式予選では、大挙エントリーしてきたポルシェGT3、明らかにマシンの完成度を上げてきたカマロGT-R勢が次々にトップタイムを塗り替える展開となった。トラブルフリーで公式予選を走りきったRX-8勢だったが、#42 Team Sahlenの14位を筆頭に、0.1秒の中にDempsey #40、SpeedSource #70、そして同#69の4台がひしめき合う結果だった。
 木曜日夜のナイトプラクティス、金曜日に合計1時間45分予定されている最終プラクティスを通して、各チームともレース用セッティングを仕上げることになる。
2011.1.28
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