モンテレー・リユニオン2013
グループ6BでマツダRX-792PがPP獲得

モンテレー・モータースポーツ・リユニオンは、二日目の16日(金)に予選が行われ、北米マツダのウェルドン・マンゼイ駆るマツダRX-792Pがポールポジションを獲得しました。

この日マツダレースウェイ・ラグナセカでは、模擬レースの予選が行われました。80年代近辺のグループCカー、IMPSA GTPカー、GTツーリングカーなどが走るグループ6Bは、20分間の予選でマツダRX-792Pがトップタイムを記録しました。マツダ787Bと同じR26B型4ローター・ロータリーエンジンを搭載するこのクルマは、ギアもこのコースにマッチしておりコンディションはベストと言えるでしょう。マンゼイさんは、「私は2003年からこのトラックをこのクルマで走っており、もう何百ラップしたかわからないくらいです。本日の予選は、その中でも最もベストな走りができました。明後日の決勝レースが楽しみです」と話していました。一方、寺田さんのマツダ787Bは、5番手タイムでした。「プラクティスではフロントの車高が高過ぎ、スタビライザーのセッティングもあってなかったので調整してもらいました。ブレーキバランスも同様にアジャストしています。その結果、かなり走りやすくなってきました」とまずまずの表情。北米マツダの副社長、ロバート・デイビスさんは、広島から遠征してきているメカニックの野村さんにエンジンの微調整をアドバイスしてもらってからかなり上機嫌です。「今日の走りはこれまでで最高です。自己ベストを塗り替えました。ようやく攻めて行けます」とコメントしていました。彼は7番グリッドを得ました。マツダRX-7 GTOは、ガスバッグから燃料漏れが発見され、修理して日曜日の決勝レースに臨むこととし、この日の予選をスキップしました。しかし、前日のプラクティスのタイムが認められ、予選4位となりました。

土曜日の8月17日はグループ6Bに公式スケジュールはなく、各車入念に整備しレースへ向けた準備を進めます。日曜日は午前中に予選レースが行われ、これによって決定する最終のスターティンググリッドから各車がスタートするのは午後3時20分過ぎの予定です。

2013.8.18
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