マツダ6 SKYACTIV-DレーシングがGrandAmレース3連勝
グランダム第6戦 ミッドオハイオ
ロードアトランタでの初優勝からデトロイトに続き、マツダ6 SKYACTIV-Dレーシングがミッドオハイオでも優勝し、連勝ハットトリックを決めました。今回は、前2戦とは異なり、スピードソースチームのメームオーナーであるシルベイン・トレンブレイとエースのトム・ロングが乗る#70スピードソース・マツダ6が初優勝を達成しました。ロングがポールポジションを獲得し、そのまま#70がレースのほとんどをリードしてポールトゥフィニッシュしています。レースは、これまで同様に#00 VISIT FLORIDAマツダ6、ポルシェ・ケイマンとの三つ巴の戦いとなりましたが、今回は#00マツダ6がオイルリークのためコース上に止まってしまい3位となったため、表彰台の1位と3位をマツダが占めました。
グランダムレースはここまでに6戦が終了しており、マツダはマニュファクチャラー選手権部門でポルシェに4点差の2位となっています。チームポイントでも2位で、#00のジョエル・ミラーはジム・ノーマンに14点差で続くドライバー部門2位です。後半戦は、マツダのホームトラックである「マツダレースウェイ・ラグナセカ」の1戦を含み、残り6戦がカレンダーに組み込まれています。次戦は、6月30日にニューヨーク州ワトキンスグレンで行われる6時間レースとなります。
北米マツダ・モータースポーツディレクターのジョン・ドゥーナンのコメント 「レースを多少知っている方であれば開発初年度のクルマが勝つことは簡単ではないことはご存知でしょう。さらに初期段階に3連勝することはいうまでもありません。私たちのSKYACTIV-Dレーシングエンジンの育成プログラムはまだまだ始まったばかりですが、シルベインとトムのクルマが初優勝を遂げたことは素晴らしいことです」
#70マツダ6ドライバー、シルベイン・トレンブレイのコメント 「チームにとって素晴らしい勝利であるとともに、ドライバーとしての私にとっても人生初のディーゼル車による優勝です。チームオーナーとして発言すれば、速さと信頼性を確かなものにするため日夜ハードワークを重ねているスタッフ全員にとってこの3勝は全て同等に価値があります」
2013.6.17
|