22歳のクーパー、ピレリ・ワールドチャレンジTCタイトルを獲得

ピレリ・ワールドチャレンジレース - カリフォルニア州ソノマ 8月25日・26日
8月25日・26日にカリフォルニア州ソノマで行われたピレリ・ワールドチャレンジレースのトリプルヘッダー第2レースで、ポールポジションからスタートしたマイケル・クーパー(22歳、ニューヨーク州)のマツダスピード3は、スタート直後にレースリーダーとなり、今季14戦中6勝目を挙げてシリーズチャンピオンを確定しました。

22周の決勝レースでは一度も背後を脅かされることなく、2位のトッド・ラムに3.753秒差でゴール。チャンピオンシップポイントで2位以下に大差をつけてチャンピオンとなったクーパーは、昨年SCCAプレイボーイMX-5カップタイトルをきめてワールドチャレンジにステップアップしたばかり。しかも、初めてレースカーに乗ったのは一昨年という異例のステップアップスピードです。ワールドチャレンジのチャンピオン決定までに出走したレースは、なんと50戦未満とのことです。「リードを作れたので、それをコントロールしながら40分間クルマを操つる必要がありました」とクーパーは語りました。

「今年のワールドチャレンジGTチャンピオンとなったジョニー・オコンネルが、僕の父に話して僕をレースに導いてくれた人です。それは3年前のことです。僕が2年続けてSCCAプロレーシングシリーズのチャンピオンになれるなんて、信じがたいことです。今でもまだドキドキしていますが、最後の数周でそれを思い出し、緊張してしまいました。あれこれ起こりうることを考えて、昨日の夜はよく眠れませんでした。今は、ここ(ポディウム)に立てて幸せな気分です」

2012.8.28
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