グランダムGT第10戦は、不運の12位フィニッシュ

2012グランダムGT第10戦ワトキンスグレン 8月11日
今年2回目のGrand-Am GTシリーズ開催となるワトキンスグレンにおいて、Grand-Am 第10戦決勝レースが行われ、15台のGTカーによる2時間のスプリントレースが繰り広げられました。

#70スピードソースRX-8 GTは、インディアナポリスで表彰台を獲得したため、当地入りした時点でシリーズポイント3位につけています。練習走行のコンディションは良くなく、多くのチームが十分に走行できずにいましたが、予選ではコンディションも回復し、シルベイン・トレンブレイのタイムアタックにより、5番グリッドにつけました。

決勝レース、スピードソースチームはチャンピオン獲得を虎視眈々と狙っていました。最初のアクシデントによってトップを走る2台が後退すると、#70は4位にポジションアップ。最初のピットストップを素早く終え、コンスタントにラップを重ねることにより、マットブラックのRX-8 GTは、前半戦を上位ポジションのまま折り返し、ジョナサン・ボマリートにドライバーチェンジします。

しかしながら、残り1時間というところで、#70 RX-8はアクシデントに巻き込まれてしまいます。5位と6位のマシンが第1コーナーで接触し、両車ともスピン。ボマリートは、アクシデントを避けるためコースを外して走りましたが、1台に接触されてしまいます。この接触で、#70は右フロントサスペンションに大きくダメージを受けピットストップ。スピードソースチームは素早く修理を終え、残り34分の時点でコースに戻します。結果、#70 RX-8 GTは12位でフィニッシュ。満足行く結果とは言えませんが、チームはシリーズポイント3位をキープしています。

次戦は、モントリオールのジル・ビルヌーブサーキット。スピードソースは昨年の2位フィニッシュ以上での成績を目指します。

2012.8.15
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