グランダムGT第5戦デトロイトでスピードソースRX-8が2位表彰台 2012グランダムGT第5戦ベルアイルパーク
6月2日に2012 Grand-Amシリーズ第5戦が、シリーズ初となるミシガン州デトロイトのダウンタウンで開催されました。ベルアイルパークと公道を組み合わせたコースです。
練習走行が行われた金曜の朝は、激しい雨となりました。ベルアイルパークは、荒れた路面に加えて、洪水のような状態となりました。#70スピードソースRX-8 GTは、吸気系から水が浸入し、エンジンがストールしてしまいます。クルー達は午後の予選に間に合わせるため、関連する全てのコンポーネントを交換、なんとか予選時間内に作業が終了し、5ラップだけ予選を走らせることができました。わずか5周ですが、ベテランのシルベイン・トレンブレイは#70 RX-8 GTを8番グリッドにつけました。
その日の夜、シルベイン・トレンブレイとジョナサン・ボマリトは、マツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターを務めるジョン・ドゥーナンと合流し、2013年シーズンを戦う新レーシングエンジン、SKYACTIV-Dクリーンディーゼルレーシングエンジンを発表しました。来年は、アドバンス・クリーンテクノロジークラスであるグランダムシリーズGXクラスに参戦します。
さて、まだSKYACTIV-Dクリーンディーゼルレーシングエンジン発表の興奮が残る翌日の土曜、決勝がキックオフとなりました。8位スタートのシルベインは、好スタートを切り、一気に4位までジャンプアップしました。次にドライバーチェンジのためのピットインでは、素早いピットワークに助けられ、ジョナサンはGTクラスのトップでピットアウトしました。
コーションラップやコロコロ変わる天候により、トリッキーなレース展開となりましたが、2時間のスプリントレースを終え、#70スピードソースRX-8 GTは2位でゴールし、マツダのシリーズチャンピオン獲得に、また一歩近づきました。
2012.6.6
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