グランダムGT第4戦 スピードソースRX-8 GT、優勝を逃す 2012 グランダムGT第4戦ニュージャージーモータースポーツパーク
2012 Grand-Amシリーズ第4戦、#70 RX-8 GTで参戦しているスピードソースチームは、前回悔しい結果となったホームステッドから巻き返しを図るべく、コンディションを整えて臨みました。レースウィークは、そんなチームを迎え入れるように素晴らしい天候となりました。
チームは、木曜早朝にサーキットに到着後すぐに準備を整えてテスト走行を実施しました。スピードソースは、昨年のニュージャージーで優勝している為、今年のレースに自信を見せていました。金曜の練習走行ではトップタイムを記録、土曜の予選では2番点タイムを叩き出してフロントローを獲得、順調な仕上がりを見せました。
多くのファンがスピードソースRX-8 GT(シルベイン・トレンブレイ/ジョナサン・ボマリート)を応援する中、決勝レースがスタートし、間もなくスピードソースがトップを走行しているとサーキットアナウンスが告げました。スターティングドライバーを務めたシルベイン・トレンブレイは、快調にラップを進め、最初のピットでボマリートにドライバーチェンジし、燃料給油とタイヤを交換しました。しかし2度目のピット作業を終えて、ピットアウトしようとした時、エンジンがスタートしないトラブルに見舞われてしまいます。チームは出来るだけ早くリカバーしようと試みましたが、コースインした時には7位までポジションダウンしてしま、そのままフィニッシュとなりました。
チームは次のレースまでにこの電気系トラブルの原因を追及します。一方、前回2位を獲得した#42 チームサリーンRX-8 GTがRX-8勢で最高位となる6位を獲得しました。
なお、同日開催されたTOTALパフォーマンス・ショーケースに出場したフランク・ハートのマツダ2は、ポールポジションからスタートしましたが、エンジンがオーバーヒート気味となりペースダウン。5位でレースを終えました。
2012.5.22
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