チームサーレンRX-8 GT、豪雨のGrand Amホームステッドで2位 2012 Grand Am GT Rd3ホームステッド・マイアミスピードウェイ
4月29日にスピードソースチームのホームコース、ホームステッド・マイアミスピードウェイで開催されたGrand-Amシリーズ第3戦マイアミグランプリは洪水のような雨の中でのレースとなりました。
スピードソースチームにとってフロリダの嵐は珍しくなく、着々と#70 RX-8の準備を進めました。しかしながら、金曜の夜から降り出した雨は、土曜の予選から日曜の決勝まで一向に止む気配を見せず、むしろ洪水のような最悪のコースコンディションを生み出します。このため予選は中止され、グリッドは第2戦を終えた時点でのポイント順となり、スピードソースの#70 RX-8 GTは2番グリッドとなりました。
日曜の決勝は、視界がほとんど開けない程の危険な状態でのレースとなりました。その中、#70は序盤のレースをリードした後、予定通りのピットストップによりタイヤ交換、燃料補給を終えてピットアウト。コースインしたときには順位を大きく落としましたが、ここから巻き返す計画でした。しかしながら、レースオフィシャルは、このコンディションの中でのレース続行は危険と判断し、予定よりも50分も早くレースの中断を決断。
この為、#70 RX-8 GTは予期せぬ12位でのフィニッシュとなってしまいました。
一方、運良く順位を上げたのがチームサーレンのウェイン・ノナメーカーとデーン・キャメロンがドライブする#42 RX-8 GTでした。一時は10位を走っていましたが、ピットストップにより2位にジャンプアップすると、レースが中断となりそのままフィニッシュ。2位表彰台を獲得しました。
第3戦終了時点で、マツダのマニファクチャラーズポイントは、首位と1ポイント差での2位につけています。
2012.5.6
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