マツダ、2011コンチネンタルタイヤSTシリーズ
マニュファクチャンピオンを獲得

アメリカの人気レースシリーズGrand Amロードレーシングの一部として、デイトナプロトタイプやGTカーが走るRolex GTシリーズと同様に全米のサーキットを巡るトランスサーキットシリーズ「Continental Tireスポーツカーチャレンジ」のST(ストリートチューニング)クラスは、ショールームストックによる選手権です。このシリーズに今年、マツダ車でチャレンジしたチームが各レースで活躍。最終戦のミッドオハイオでポンボ兄弟がドライビングしたMazdaspeed3が優勝したことで、シリーズポイントでマツダがトップとなり、2011年のマニュファクチャラー選手権チャンピオンとなりました。

ホームステッドとロードアトランタでそれぞれ2位、3位に入り、今回ミッドオハイオで念願の優勝を遂げたポンボ兄弟が所属するi-Motoチームは、ノースカロライナに本拠地をもつレースチームで、長くマツダスピードのパートナーとして活動しています。今年のConti STシリーズには3台のMazdaspeed3をエントリーしており、最終戦ではもう1台が3位に入り、マツダの選手権優勝を後押ししました。また、Mazda MX-5をST仕様に仕立てて出場しているフリーダムオートポーツチームもフォス/ランペルバーク組が最終戦では4位でしたが、チームメイトの2台がライムロックパークとMazda Racewayラグナセカで1勝ずつを挙げています。そのほか、3位入賞も複数あり、マツダはシリーズ10戦中8戦でポディウムに上っています。同シリーズには、これら2車種のほかMazda RX-8も出場しています。

以上のことからもわかるように、北米で「マツダ」はサーキットには欠かせないZoom-Zoomなブランドとして、広く知れわたっています。

2011.9.19
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