Grand-Am GT 第9戦 RX-8 GTが表彰台を独占
2011 Grand-Am Rolex Series Round 9
American Red Cross 250, New Jersey Motorsports Park

激しい暑さと湿度となったニュージャージー・モータースポーツパークで開催されたGrand-Amシリーズ第9戦。ドライバーにとってもピットクルーにとっても過酷な環境となったこのレースで、マツダ勢が実力を発揮し表彰台を独占した。

ポールポジションを獲得したのは、今季速さを見せているチームサーレンのウェイン・ノナメーカーとジョン・エドワーズのドライブする#42 RX-8。スピードソースの#70 RX-8が3番グリッド、デンプシーレーシングの#41 RX-8が続いて4番グリッドからのスタートとなった。
タイヤマネージメントが勝敗を大きく左右する今回のレースでは、各チームとも2回のピットインを計画していた。#70 RX-8をドライブするジョナサン・ボマリトはタイヤを労りつつも最初のドライバーチェンジまで3位をキープ。続くシルバイン・トレンブレイが中盤で良い走りを見せ、2度目のピットインでジョナサンと交替。素早いピット作業により、ニュータイヤへの交換と燃料補給を終えてコースに復帰。チームメイトの#69 RX-8に続く2位につけた。その後、#69 RX-8が2度目のピットストップに入ると、#70がトップに躍り出る。しかしながら、3位につけていたチームサーレンの#42 RX-8もペースを上げており、勝負は最終ラップへともつれ込み、0.685秒差で#70 RX-8がトップでチェッカーを受け、#42 RX-8が2位表彰台を獲得した。

3位にはデンプシーレーシングのジェームス・グーとデーン・キャメロンがドライブする#41 RX-8が入り、トランスフォーマーに出演している俳優レーサーのパトリック・デンプシーのチームがドライブする#40 RX-8は9位でフィニッシュした。

2011.7.27
Page Top