マツダMX-5カップ第3戦で、ポンボが初優勝を獲得
Playboy Mazda MX-5 Cup Round 3 @ Mazda Raceway Laguna Seca
American Le Mansシリーズと同時開催となったマツダMX-5カップ第3戦。舞台はマツダのホームトラックであるマツダレースウェイ・ラグナセカ。このレースを接戦の末に制したのはアトランタのマット・ポンボだった。
#1 MX-5のポンボは、前回に引き続きポールポジションを獲得。決勝レースではオープニングの2ラップをトップでリードしたが、3周目には第1戦の優勝者ランペルバーグにポジションを譲ってしまう。しかし、その後もポンボが食い下がり、2台は6度トップを入れ替え、22周目のコントロールラインを僅か0.001秒差で通過するほどの接戦を繰り広げ、まさにテールツーノーズでの白熱したバトルを見せた。
しかし、最終ラップには、ランペルバーグがポンボを0.5秒リードして突入。レースを見守る誰もがランペルバ−グの今期2勝目、もしくは、少なくとも3戦連続の表彰台を確信していた。ところが、ランペルバーグは第9 -10コーナーで周回遅れの集団につかまり、ここでポンボがランペルバーグに追いつく。ランペルバーグは周回遅れにコースをふさがれ、行き場を失い、たまらずコースアウト。一方のポンボはなんとか周回遅れをかわしてフィニッシュ。MX-5カップ参戦で自身初となる優勝を手にし、シーズン2度目の表彰台を獲得した。
2010.5.27
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