Grand-Am Rolex Series Round 4 @VIR
SpeedSource RX-8、ハンディウェイトを克服し2位表彰台を獲得
バージニアインターナショナルレースウェイで開催されたGrand-Am GT第4戦にて、#69 SpeedSource チームのジェフ・シーガルとエミル・アッセンテイトが2位を獲得し、第2戦以来3連続の表彰台となった。SpeedSourceチームとしては開幕以来4連続の表彰台となり、現時点で#69がポイントリーダーとなった。
これまでの圧倒的な強さのため、今回からRX-8全車に約34Kgのバラストが搭載されることとなった。ライバルとの性能差を埋める狙いだが、RX-8の持ち味である軽快なコーナリング性能やタイヤへの影響などは未知数であった。短い練習走行の間、ピットクルー達はマシンの挙動を食い入るように見ていた。
決勝を14番グリッドからスタートした#69は、序盤から中盤にかけて思うようにペースが上がらなかったが、クルー達の的確な素早い判断によりコーションラップとピットストップを上手く使ってトップ集団に追いつくと、終盤にはトップ争いに加わった。ジェフ・シーガルは果敢にトップのポルシェGT3を追いかけるが、バラストの影響は大きく、それでも2位表彰台を獲得し底力を証明した。
今回のポールポジションは、#30 RX-8のジョーダン・テイラーが獲得。予選2位には、#70 SpeedSource RX-8が入り、フロントローをRX-8が占めた。バラストをモノともしない走りで、決勝でも2台の1-2体制でレース序盤からリードした。しかしながら、#70はトラブルにより後退し、9位でフィニッシュとなった。 #30はコーションラップの影響で後退し、6位フィニッシュとなった。
#68 アダム・クリストドウロウとジョン・エドワーズは6番グリッドからスタートし、11位でフィニッシュした。また、デンプシーレーシングの#41 RX-8は5位を獲得。一方の#40 RX-8はトラブルに悩まされ、12位完走となった。
2010.5.3
|