Thunderhill 25 Hours 2009 
マツダドライバー25人が、25時間耐久レースに出場
サンダーヒル25時間レース
12月5日 サンダーヒルレースウェイ(カリフォルニア)

アメリカングラスルーツレースの年末締めくくりとも言えるサンダーヒル25時間レースが、カリフォルニア州サクラメントに近いサンダーヒルレースウェイ(1周3マイル=約4.8km)で開催され、66台のマシンが出場した。ツーリングカーを中心とした多彩なレースカーの中でも、「Team 25 in 25」からエントリーしたマツダMX-5(ロードスター)ミアータは最も異彩を放っていた。

Team 25 in 25のMX-5は、本年のSCCA PLAYBOY MAZDA MX-5 CUPに出場したマシンをベースに25時間耐久用のモディファイを加えたマシンで、特筆すべきは25名ものドライバーがノミネートされていたことだ。パトリック・デンプシーやエド・バーゲンホルツなど2009年に各地で行われたレースにマツダ車で出場したドライバーや、かつてデイトナ24時間レースで活躍したリン・セント・ジェームス、アトランティック選手権ドライバーのジョン・エドワーズやシモーナ・デ・シルベストロなどに加え、ジャーナリストやマツダファン代表、マツダUSA従業員などマツダのモータースポーツを取り巻く関係者による大集団だ。

Team 25 in 25のMX-5は、25時間レースをドライバーおよびチームクルー全員で協力して走り抜き、総合22位、クラス6位で完走した。レース後には全員で健闘を称え、トランクに全員でサインし、2010年にまたレーストラックで再会することを約束して解散した。25人のサインに加え、キャロル・トレンブレイさん、ニール・ウォリアーさん、トム・スラッシュさん、大橋孝至さんら近年亡くなったマツダのレース関係者の名前も書き加えられた。
2009.12.19
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