MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2018/04/10
  • OTHER(日本)

富士チャン開幕。ロードスターN1は大野が最終ラップで逆転!

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Pin on PinterestEmail this to someone

2018年の富士チャンピオンレースシリーズ(以下富士チャン)の開幕戦が4月7日(土曜日)に開催されました。この日、マツダ車が参加したのは3カテゴリー合計11台です。ロードスターN1では大野俊哉選手、デミオレースでは西山隆選手という、前年王者ふたりが優勝でシーズンをスタート。またトヨタ勢とのガチンコ勝負となるNA1600では、小宮伸介選手のNA6CEが2位に入ったのが最高となりました。

ロードスターN1のワンメイクは今年からレギュレーションが変更になり、初代NA6CEと現行ND5RCのみが出場可能となりました。NDはニューマシンが製作中という情報はあるものの、この開幕戦には姿を見せず、NAが5台のみという少数精鋭の戦いになりました。予選を制したのは♯10雨宮恵司選手で、2分08秒765のコースレコードも樹立。僅差で4年連続王者の♯01大野俊哉選手が続き、以下は♯08福永健二選手と続きます。雨宮選手は大野選手の先輩で、2010年から2012年まで3連覇を果たした実力者。昨年の最終戦からマシンを乗り換えて、戦闘力をアップしています。また今回は5名全員が優勝経験者ということで、福永選手ら3番手以降の選手も決勝での巻き返しを狙っていました。

しかしながら、86/BRZのN1や8ビートとの混走ということが、10周の決勝では大きく明暗を分けました。雨宮選手と大野選手の先頭2台は幸いなことにからむことが少なかったのですが、3位を争っていた3台の間には86/BRZの後方集団が入り乱れる状況に。この3位争いを制したのは、2周目に福永をかわした大井でしたが、上位2台とは結局15秒近い差がついてしまいました。

一方で、優勝争いは最後の最後までテールtoノーズ。1周目こそ大野が一度前に出ますが、あとは雨宮のテールに大野選手が食らいつく2両編成状態でファイナルラップに入ります。大野選手が勝負をかけたのはダンロップコーナー。雨宮選手もブレーキを遅らせて応戦しますが、少し姿勢を乱してしまいます。ここでインをこじ開けた大野選手が、一昨年から続く連勝記録を6に伸ばしました。大野選手は「今まででも一番ガチな戦いだったと思います。でも抜かれた後に冷静になれて、次に抜くならファイナルのあそこと決めていました。第2戦も勝って、雨宮先輩の7連勝に並びたいです」と早くも次を見据えていました。

1.6ℓキャブレター仕様のエンジンで、スリックタイヤもOKというNA1600クラスは、ここ数年はトヨタAE86とマツダのNA/NBロードスターの一騎打ち状態。今年の開幕には4台のAE86と、2台のNA6CE、1台のNB6Cの合計7台が参戦しました。予選は♯37秋元優範選手の86がポールを獲得しました。ところが決勝はポールの秋元はエンジンがかからずにピットスタート。トップ争いは♯36大石重之選手、♯99竹内秀伸選手の86と、小宮選手のNAロードスターの3台に絞られます。明らかにコーナーが速い小宮選手は、早々に竹内選手を抜いて2位に浮上。さらに終盤、鮮やかに1コーナーで大石選手のインを差してトップに立ちました。ところが、その直後に4速に入らなくなるトラブルが一時的に発生。再び2位となったところでチェッカーとなりました。

昨年の最終戦から復帰して、今年の開幕で久しぶりの表彰台となった小宮選手は「勝てたレースでしたね。実力的には秋元さんが強いかもですが、今日みたいなこともありますから、今シーズンは全部出ようと思っています」と語りました。

この日最後の戦いはワンメイクのデミオレースです。昨年からN1400(EP82スターレット)やN1000(初代ヴィッツ)との混走で開催されていて、開幕戦には2年連続王者の♯75西山隆選手と、♯52戸田和彦選手、♯98松田明大選手の3台がエントリーしました。戸田選手のマシンはCVT仕様の個性派で、松田選手は今年スーパー耐久にもNDロードスターで参戦中です。西山選手は予選から王者の貫禄を見せつけ、2分18秒727というなかなかの好タイムでこのクラスのポールを獲得。以下は21秒台で松田選手、23秒台で戸田選手が続きます。10周の決勝レースも、順当にこの3台の順番でフィニッシュしました。

西山選手は「今日は風のせいか、排気量の差なのか不明ですが、いつもは接近しているヴィッツ勢のかなり前を走ることができたのが収穫です。今後も自分なりに研究して、さらに走りを高めていきたいと思っています」とコメントしました。

2018年の富士チャンはシリーズ全体では年6回の開催ですが、各クラスは従来同様に交代で年間4戦ずつを戦います。次回の開催は5月12〜13日の週末で、ナンバー付きで争うロードスターカップはここで開幕。そして今回の3カテゴリーについては、第2戦がここで行われます。

●富士チャンピオンレース

http://www.fsw.tv/freeinfo/005515.html

 

Photo and Text by T. Ishida +1

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ