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  • 2017/09/14
  • OTHER(日本)

マツ耐第3戦・茨城ラウンドがフルグリッドで開催

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JAFの競技ライセンスもレーシングスーツも不要。ナンバー付きのマツダ車があれば参加できる、マツダ・ファン・エンデュランス(MFE/通称=マツ耐)の2017年第3戦・茨城ラウンドが8月27日、茨城県の筑波サーキットで開催された。


このマツ耐とは、2012年に始まった2時間半のサーキット耐久イベント。1台につき、1名から最大4名までのドライバーが参加可能で、3回のピットストップ(1分以上停車)は義務だが、競技中の給油は禁止。つまり満タンで150分間走り切ってチェッカーを受けようという単純明快なルールだ。ヘルメットに長袖&長ズボン&グローブという基本的な安全装備や、標準装備の3点式ベルトでも参加できるハードルの低さも魅力で人気上昇中。今回も参加申し込み開始から2日で、筑波のフルグリッドの30台が埋まった。

内訳はロードスターが19台。残りはデミオ6台、アテンザ2台と、アクセラ/ランティス/AZ-1各1台ずつ。車両別や改造の程度で34ものクラスが設定され、総合順位を争うほか、それぞれのクラス順位でも表彰される。また全国主要サーキットを転戦し、全6戦の獲得ポイントの合計(有効は4戦合計まで)で、「ジャパンツアーシリーズ賞」も争う。

 

午前10時から20分間の「予選」では、エースドライバーが燃費を気にせずに全開でアタック。ロードスター・パーティレース北日本シリーズで3連勝中の八田新一が乗った12号車NDロードスター(堀内/八田/今井組)が、1分09秒978でポールポジションを獲得した。
以下、昨年のジャパンツアーシリーズのチャンピオン、24号車NBロードスターの藤堂/内藤/難波組の1分9秒999、今季開幕戦SUGOを制した20号車NAロードスター(佐藤/大石組)の1分10秒241の順。パーティレースの昨年の北日本チャンピオン鎌倉裕貴と、同じく東日本王者で日本一決定戦も制した梅田剛のダブルエースを擁した寺田陽次郎監督率いる13号車NDロードスター(梶/古澤/鎌倉/梅田組)は総合4位だった。

 


決勝は14時13分にスタート。予選2位の24号車と3位の20号車が序盤から飛ばし、3番手争いには予選5位と7位から、28号車(越後/向山/濱見組)と26号車(樋口/仲沢/田中組)のNBロードスターが浮上。上位4台はいずれも「ロードスター・クラシックTUNED」クラスに所属するNAまたはNBの1.8ℓ車で、ロードスター4世代の中でも、現時点では総合優勝を争う主力モデルだ。ただ昨年の筑波は排気量2ℓのNC、最終戦・岡山は1.5ℓのNDが総合優勝したので、どの世代のロードスターが勝つのかも興味深い。
もう一つの見所は、パーティレースⅢでもおなじみの「ロードスターNORMAL」クラスのNDロードスター同士の争い。予選1位の12号車、同4位の13号車に加えて、予選6位だった15号車(素村/金井/猪爪杏/猪爪俊組)が抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げた。
走行が残り1時間少しとなったあたりで、16号車のNCロードスターが最終コーナーでスピンアウト。後輪がグラベルに埋まって脱出困難となり、救出の間の安全を確保するためにセーフティカー(SC)が出動。ロスが少なくて済むSC中はピットインの好機だ。また、昨年優勝チームの116周を大幅に上回る勢いで周回を重ねる上位チームとっての心配は燃料。SC導入で「ほっと一息」のはずだった。
SC先導の5ラップの後、残り50分から再び全開バトルに戻った時点では20号車が2番手以下に2周以上という大差をつけて断然のトップ。残り30分でエースの佐藤へと交代し、マージンをキープし続けた。結局、昨年優勝を1ラップ上回る117周で今季2勝目を挙げ、シリーズランキングも2位に浮上した。24号車は1周遅れの2位で、ランキング首位の座は守った。さらに同クラスの28号車と26号車が総合でもクラスでも3位、4位と続いた。


20号車のエースドライバー佐藤日呂人は、「今日はいっぱい走って、ビギナーの大石選手のためにかなり貯金した上に、SCの時にピットストップもできたのでラッキーでした。次の富士が本当の勝負ですね、楽しみです」とチャンピオンを目指す意気込みを語った。
一方、「ロードスターNORMAL」クラスの上位陣は大波乱。最後にピットインを終えた15号車がクラス首位の13号車を追撃にかかった矢先の109周目に突如のガス欠。13号車もファイナルラップとなる115周目のバックストレートで止まってしまい、結局、ポールポジションからスタートした12号車が、クラス優勝を果たして総合5位に入った。
このクラスの2位は青山/中山/奥田組の14号車。マツダ常務執行役員の青山裕大とロードスター開発主査の中山雅、オーテック理事の奥田次郎という豪華メンバーだ。青山は今季ここまで全戦に参加し、ランキングも堂々の4位。今年1月のマツダ表彰パーティではプレゼンターを務めたが、来年1月には「表彰対象」の6位以内をキープしている。筑波のマツ耐は初めての中山は、「速い後続車に進路を譲るのが意外と難しくて大変でしたが、無事に終わってホッとしています。奥田さんたちと組む来週のメディア対抗レースにも役立つ、貴重な経験が積めました」と笑顔で振り返った。
総合6位には「デミオ&ベリーサ・クラシックTUNED」クラスの小口/松沼/前田/山口組の先代DEデミオ6号車が滑り込んだ。

 

次のマツ耐は9月24日、第4戦・東海ラウンドが静岡県の富士スピードウェイで開催される。45台でいったん満員札止めになった参加申し込みはサーキット側と協議の結果、60台までに枠を拡大して現在、追加募集中。マツ耐史上、最多の台数で賑わいそうだ。

Photo and Text by T. Ishida

 

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