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  • 2017/05/13
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パーティレース東日本シリーズ開幕戦 NBからNDまで59台が集結

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ロードスター・パーティレースⅢの東日本シリーズが、茨城県の筑波サーキットで5月5日に開幕しました。スーパーカーや往年の名車も走る「OLD/NOW CAR FESTIVAL」が1986年以来、その長い歴史に一度ピリオドを打つ“フィナーレ”のイベントのひとつとしての開催です。

こどもの日を祝うように、青空の広がる絶好のレース日和に、東日本シリーズのNBからNDまでのロードスター59台が集結しました。

NDシリーズは、パーティレースⅢになって初めて、全車が決勝に進めない31台がエントリー。16台と15台に分かれて予選を行いました。A組では24号車の猪爪俊之が1分9秒506をマークしてトップ。55号車の石井鋼一が1分9秒798で続き、B組は74号車の辻かずんどが1分9秒766、78号車の出来利弘が1分9秒852と、この4人だけが9秒台を出しました。この結果、ポールポジションは猪爪。以下はタイム順に辻、石井、出来とグリッドに並ぶことになりました。

15周で争われる決勝は、総合上位21台がシリーズポイントを争うメインレースに出場。予選落ちで決勝レースを楽しめないことがないようにした特別ルールで、下位10台はボーナスレースに臨みました。

予定より少し遅れた15時30分にスタートしたメインレースは、残念ながら1台が出場できず、20台でのレースとなりました。ポールの24号車・猪爪が抜群のクラッチミートから安定した走りで序盤をリードします。 しかしながら昨年のNCシリーズ東日本王者、74号車の辻が2番グリッドから徐々にその差を詰めます。バックストレートでは差が開くものの、最終コーナーでは詰まり、ほとんど毎周、コントロールライン上では1秒以内に。

ついに11周目の最終コーナーで、辻が猪爪をかわします。そして残りの4周。辻がリードを広げる一方で、この2台のバトルの間に忍び寄ってきていた55号車の石井が猪爪の背後を脅かします。しかし、わずか0.2秒ほど及ばず、辻、猪爪、石井の順でフィニッシュとなりました。

その後方は、序盤から波乱です。4番手スタートだった78号車の出来が2周目の第1ヘアピンでスピンし8位に。その間に順位を上げた数台の間では何度か順位が入れ替わりますが、一足先に抜け出した91号車の沢崎祐一が4位に入り、以下128号車の小川勉と159号車のイシカワまでが入賞となりました。

辻と猪爪はゴール後、互いに「本当に上手ですよね」と、ライバルに対してリスペクト合戦。さらに辻は「自分の方がタイヤが少し状態が良さそうで、チャンスは必ず来ると信じていました。あの周回は第2ヘアピンで早めに減速して、立ち上がりを丁寧にいったのが勝因でしょう」と振り返ります。一方の猪爪は「気付いた時にはもう、横に並ばれていました。お見事です」とコメントしました。

NDシリーズの予選下位10台で行われたボーナスレースは、13時32分に始まりました。1番手スタートは51号車・乃美浩一でしたが、2番手の77号車・石川充彦がスタートをきれいに決めてトップに躍り出ます。石川の後方には、4番グリッドから順位を上げた4号車の岩岡万梨恵が迫ります。 終盤には、118号車・中嶋鷹、41号車・辻田慈、122号車・東宗明による6位争いも白熱。最後は石川、乃美、岩岡、53号車・素村宣慶、57号車・高松正雄、そして辻田の順でチェッカーを受けました。

この日はもうひとつ、NDのクラブマン、NCのシリーズとクラブマン、それにNBシリーズの4カテゴリー混走のレースもありました。こちらも計28台とフルグリッドに近い大盛況です。 予選で最も速かったのは、NCシリーズの195号車・加藤隼人の1分8秒533。0.063秒で15号車の亀山晃代、さらにその後方0.4秒ほどに75号車の入江直と続き、14番グリッドまではNCシリーズ勢が占めました。 これに続いたのは、総合15番手に入ったNDクラブマンの103号車・松尾康博の1分10秒872。NCクラブマンのトップは81号車の相田聡で1分11秒388、NBシリーズは96号車・小森晴夫の1分11秒798でした。

こちらの決勝も15周。12時23分に始まりました。オープニングラップ、先頭集団はきれいにスタートしたかに見えましたが、第1ヘアピンの立ち上がりでポールポジションの195号車・加藤がわずかにコースアウト。そのすきに75号車の入江がトップに躍り出て、コースに復帰した加藤、15号車の亀山と続きます。 ここから14周、加藤はたびたび入江に迫りますが、10周目あたりからはバックマーカーも絡んで、なかなか抜くまでに至りません。その加藤に後ろから迫った亀山も及ばず、結局この3人がこのままの順位で表彰台に上がることになりました。以下は3号車の三谷貴一郎、予選7番手から順位を上げた60号車・小谷昇司、80号車・イイヌマアキエと続きました。

NCクラブマンは予選でクラストップの81号車・相田が逃げ切って初優勝。2番手スタートの10号車・榎園弘は相田にテールtoノーズまで迫りますが、追い越すまでには至りませんでした。3位には79号車・小林秀樹が入りました。

NDクラブマンはクラストップの103号車の松尾が順調に周回を重ねて優勝。0.22秒差ですぐ後ろにつけていた120号車の木村幸弘はスタートで遅れをとり、NCクラブマンのトップ2に割って入られたために、松尾を脅かすことはできませんでした。3位には115号車の関上佳久が入賞しました。

順位の変動があったのはNBシリーズ。クラス2番手の165号車の岡澤清英が1周目でトップの96号車・小森のすぐ後ろにつけ、8周目で小森選手をかわすと、その後は他のクラスも抜く勢いでそのまま優勝。 3位でフィニッシュしたのは、49号車の岡本勇一です。

NCシリーズで初優勝した入江は、「前回、NBで優勝したのは確か2003年なので、ここ筑波で、子供たちにやっとカッコイイところを見せられました」と喜びます。これだけ長いブランクを経ての優勝は、おそらくパーティレースでも初めてでしょう。

またNDクラブマンで優勝した松尾は、「事実上初めてのレースで優勝できて幸せです。スタートを少し失敗したのですが、なんとか1コーナーを我慢してポジションを守れたことで、その後の展開が楽になりました」とのことです。

昨年、北日本と東日本の2冠を制したNBシリーズ優勝の岡澤は、「今日はチームの仲間も大勢来てくれたので、逆転できてよかったです」とコメントしました。
なお、このパーティレースに通算10年以上で、かつ30戦以上参加した功労を讃える「Great Party Racer賞」が今回、NDシリーズに参戦した根本智文と、NBシリーズに参戦した小森晴夫の2選手に贈られました。記念プレートに名前が刻印されるこの賞が与えられたのは今までに11名のみという、 価値ある賞典となっています。

ロードスター・パーティレースⅢ東日本シリーズの第2戦は、約3週間後という短いインターバルで、5月28日に行われます。

Text & Photo by B-Sports

ロードスター・パーティレースⅢ公式サイト
http://www.party-race.com

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