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日本国内レース

  • 2015/09/25
  • JRC

岡田デミオ、JRC第7戦ラリー北海道でJN3クラス優勝し、年間タイトル獲得!

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2015年全日本ラリー選手権シリーズ第7戦「RALLY HOKKAIDO」でキーストーンナビゲーターDLデミオの岡田孝一/鶴田邦彦組がJN3クラス優勝し、年間チャンピオンを獲得しました。岡田さんにとっては1989年の全日本ラリー参戦開始以来、初のチャンピオンとなりました。

RALLY HOKKAIDOは9月18日〜20日に北海道十勝地方で開催された総距離約726km、SS総距離約189kmとなるラリー。昨年まではSS総距離が200kmを越えていたものが、今年からは距離は短くはなりましたが、国内最大規模の高速ラリーに変わりはありません。

DLデミオがエントリーしたJN3クラスには、5台がエントリー。うち3台がDEデミオです。18日に行われたスーパースペシャルステージであるサツナイリバー1から岡田デミオはJN3クラスのトップタイムをマーク。その後の好展開を期待させます。翌19日は強い雨の中、コース長4.63kmのSS(スペシャルステージ)、リクベツ・ロング 1がスタートし、こちらもトップタイムをマークします。ここまでの競技でライバル、そしてSS2まで残っていた同じチームの鷹野健太郎/尼子祥一組のDEデミオもリタイヤ、残るSS17までの一人旅が続きましたが、慎重に走り切って完走し、クラス優勝を獲得しました。

岡田さんは「最初のSSSでまわりがリタイヤし、残ったチームメイトの鷹野組と2日目からはゆっくり行くことにしました。とはいえ後続のあるラリーだけに、あまり遅くするわけにも行きませんから、突っ込みだけ抑えての走りとなりました。1500ccのデミオ、強雨もありワダチが深くなって水も溜まっているので、はまれば減速してしまいますから、ワダチも避けて走行しました。全体的に速度域も高いので、ギャップでも一発でクルマにダメージがくるので避けることに集中して、無理なショートカットはせず、といった具合で走りました。残念なのはチームメイトの鷹野が2日目のアタマのSSでリタイヤとなったこと。若さが出てしまいましたね。」と語っています。

2015年は、第1戦の唐津、第2戦の久万高原と前半2戦の連勝から、中盤は若狭でエンジンを壊し、洞爺ではトラブルで1位を譲っての2位入賞、そして福島での燃料タンク破損によるリタイヤを経て、前戦のモントレーに本戦と連勝。結果を見れば、ここまでの7戦のうち4勝を上げ、92.6ポイントを獲得。9戦ある選手権スケジュールの終了を待たずに、46.8ポイントの2位鷹野デミオを大きく離し、チャンピオン獲得となりました。

「念願のチャンピオンですから、嬉しさもひとしおです。なにしろこれを穫るために、長年ずっとがんばってきたわけですし。今年は同じDEデミオですが、クルマをイチから作り直して挑みました。私が初めて乗り出した頃は、まだモータースポーツ参戦台数も少なかったデミオでしたが、高い戦闘力があるとわかり、今ではエントリーも増えています。元々ポテンシャルが高いクルマですが、今回さらにきちんと補強を入れたことで、コーナリングの中盤から出口にかけてのボディのしっかりさが増し、さらに踏んで行けるようになりました。JN2クラス時代から始まり、4-3-2と順位を上げてきて、優勝できてよかったです」と岡田さんはコメント。

岡田さんがラリーを始めたのは36年前の22歳の頃。地元九州の地区戦でのチャンピオンの経験はあったものの、その後1989年から参戦し始めた全日本戦では、単戦での優勝はあるものの年間タイトルは穫れず、26年間の参戦で今期が初のチャンピオンシップ獲得でした。レビン、セリカなどのトヨタ車を主として、日産、三菱、スズキのクルマなどでもエントリーを続けます。そして2012年から当時JN2クラスだったDEデミオにチェンジしクラス4位。翌年には新調したマシンでクラス3位となり、そのマシンで昨年も走行。本人にとって1999年以来の年間2勝をあげていながらも、もう一歩届かず2位でした。それだけに今年の優勝はご本人にとっても感慨深いものとなったのではないでしょうか。

岡田さんは続けて「タイトルが決まったラリー北海道は、最終的に道との勝負でした。しかし本音を言えばラリーもスポーツだから、できるならライバル達と戦って勝ちたかった。今年もチャンピオンになったからといって、もう終わりではありません。もちろん残り2戦も出場し全力で戦いますので、応援よろしくお願いします。そして来季からは規定が変わり、JN3クラスに同じマツダのRX-8が入ってくることになったので、競技車選びが悩ましい。パワーのあるRX-8が相手で勝てるかどうか。それにターマックはせっかくなら後輪駆動で走ってみたいし、理想を言えばグラベルはデミオ、ターマックはRX-8でといきたいところですが、チャンピオンシップを考えるとどちらかの路面だけできっちり勝ちを狙って行く手もある。さらに新型デミオのSKYACTIV-Dで参戦というのも考えましたが、モータースポーツベース車が登場したようだし、それも気になりますね。いずれにせよ来季もマツダで走ります!」と気になる発言も飛び出してきました。

岡田さん、今季そして初のチャンピオンシップおめでとうございます。残り2戦での活躍を祈るとともに、来期もぜひディフェンディング・チャンピオンとして、岡田さんにデミオ、そしてマツダで戦って欲しいものですね。

Photo by K. Yamamoto

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