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  • 2014/06/30
  • OTHER(日本)

富士チャン第2戦も大盛況。各クラスで開幕戦ウイナーが連勝!

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2014年の富士チャンピオンレースシリーズ第2戦が6月21日(土)と22日(日)に、静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されました。エントリーした全世代のロードスターと新旧デミオの合計は51台を数えて、開幕戦に続いての50台超えを達成。5レース10カテゴリーにわたって、マツダフリークたちが熱いバトルを展開してくれました。

今回の富士チャンは開幕戦に続いての2デー開催ながら、各レースは午前中に予選、午後に決勝という日程が組まれていて、エントラントの負担軽減には主催者も十分に配慮していることがうかがえます。まずは21日の土曜日に、ロードスターカップの全カテゴリーとデミオレース、デミオのN1が行われました。心配された雨もこの日はほとんど降らないまま、路面もドライ状態をキープしてのレースに。

まずは最大のグループとなる21台のナンバー付きで争うロードスターカップNA/NBの混走レースからお伝えしましょう。開幕戦はNA6が8台、NA8が7台、NB8が12台の計27台が集まりましたが、今回はNA6が6台、NA8が4台、NB8が11台と少し減少傾向です。そして各クラスとも開幕戦のウイナーが優勝を果たし、それぞれの昨シーズンからの連勝記録を伸ばす結果になりました。すなわち、NA6は♯7 茂木文明が6連勝、NA8が♯1山形 卓が4連勝、NB8は♯11戸田裕一 が5連勝となりました。

しかしながら今回のレースは、NA8の山形とNB8の戸田が予選から約0.1秒差のラップタイムを記録。決勝も抜いては抜き返すという激しい総合トップ争いを演じてくれました。さらにNA8の♯88山田健介も予選でこの2台と同じ2分7秒台をマーク。最後まで山形の背後に迫って、2戦連続のクラス2位となりました。またNA6の予選2番手の♯23山川 穣や同じくNB8の予選2番手の♯22山平健太郎も、茂木や戸田を射程圏に捉えるタイムを刻んでおり、次の戦いぶりが注目されます。

NA8を制した山形は2010年にチャンピオンとなったあと、しばらくブランクがあって昨年の第3戦からの復帰。今回は予選も決勝ファステストでも総合トップながら、チェッカーでは戸田に先着を許す展開にも納得の様子。「今回でなんとか一番よかった時の状態に戻せたので、次は戸田さんに勝ちたい」とコメントしました。

土曜日にはもうひとつ、ロードスターカップNCと同じくナンバー付きのデミオレース、さらに86のチューニング車で争う8Beat(エイトビート)の混走レースが行われました。さらにもう1レース、主にEP82スターレットで争うN1400、同じく初代ヴィッツで争うN1000との混走で、初代デミオのN1レースも開催されましたが、こちらは今回1台のみの出走となってしまいました。

まず、今季から2クラスに別れたこロードスターカップNCには7台がオープンクラスに、3台がチャレンジクラスにエントリー。1台増えたオープンクラスでは、東北シリーズの主催者でもある♯0 小原健一が予選で2分8秒台のコースレコードを樹立。今回からガレージベリー製のエアロを装着して迫力も大幅にアップし、貫禄の2連勝を達成しました。前年チャンピオンの♯64芝本 淳は2戦連続の2位、今季初参戦の♯8 菊地 聡が3位に入賞しました。

一方、チャレンジクラスには今回もパーティレース出身の3選手が参戦。♯71登坂 紀が2連勝を飾り、「今季は富士チャンのタイトルを最大の目標に切り替えました」とのこと。2位には♯18ランマンが入り、今回がデビュー戦の♯33石井鋼一は前週のパーティレース岡山ラウンドに続く2連戦を無事に乗り切ったご褒美で、富士スピードウェイのポディウムに立つことが実現しました。

そして、ナンバー付きのデミオレースは今回は5台での争い。やはりこのクラスは♯75西山 隆の実力がひとつ抜け出している印象で、予選で2秒以上の大差を2位以下に付けたのち、決勝でも余裕で逃げ切っての連勝を達成しました。なお、N1マシンの初代デミオで争うクラスは、2013年チャンピオンの♯103 R.P.M/Hのみが今回は出走。次戦以降はバトルが復活することを期待しましょう。

一夜明けて22日の日曜日は降ったり止んだりの空模様で、午前中がウエットで午後がセミウエットという微妙な路面コンディションとなり、これがレースにも大いに影響を与えました。

N1規定のロードスターで争うワンメイクレースには今回13台のNA6が集結。開幕戦で久しぶりのNB6で出場した♯41奥田祐輔は今回はマシンをNA6にスイッチ。ということでNB6と、今季より参戦が可能になったNCの姿はありませんでしたが、♯5宇野沢剛が公式戦デビューをこのレースで果たしました。

ベストより15秒近く遅いタイムでの争いとなったウエットの予選では、♯24田辺良輔が初のポールポジションを獲得。ベテランの♯11八田新一が2番手、3年連続チャンピオンの♯1雨宮恵司が3番手、開幕戦優勝の♯2大野俊哉が4番手、♯43大井正伸が5番手と、田辺以外は優勝経験者がずらりと並ぶグリッド順になりました。さらに田辺と雨宮、大野の3台はカーメイクコーンズのチームメイトですが、八田と大井は単独での戦いとなる展開です。

決勝は少し路面が回復した13時20分にスタート。絶妙のクラッチミートで八田が先頭に立ち、田辺はコースアウトして大きく順位を落とします。取材班が得た情報では、八田と大井は新品に近い深溝のタイヤを履いているが、コーンズ勢の3台は少し使い込んだユーズドという選択に分かれているとのことでした。実際に周回を重ねるたびに八田が苦しくなるのは明白で、次々に1コーナーで後続のマシンにインを刺されて後退。コーンズ勢が雨宮、大野、田辺の順でトップ3を形成し、昨年の最終戦に続いての表彰台独占かと思われました。

しかしレース終盤、雨宮が最終コーナーの立ち上がりで縁石に乗ってまさかのスピン。回転しつつもコースに復帰したものの、4台に抜かれて5位に終わりました。この結果、大野が昨年の最終戦からの連勝を3に伸ばすと同時に初のチャンピオン獲得に王手をかけ、田辺が2戦連続の2位。大井が昨年の第3戦優勝以来の3位で、表彰台の一角をコーンズ勢から奪い取る結果となりました。

最後に、自然吸気1.6ℓ車で争うNA1600ですが、今回は♯31高橋賢一のNB6Cと♯12なかむらともきのAE111カローラの2台のみが参戦。なかむらがピットスタートながら逆転で優勝を果たし、高橋は大きく引き離されての2位という結果に終わりました。

富士チャンピオンレースシリーズの第3戦は8月30日(土)〜31日(日)に開催予定で、今回の全カテゴリーも行われます。夏休み最後の週末ですが、ぜひ一度、世界遺産の富士山を望むこのサーキットに足をお運びください。

■ 富士チャンピオンレース
http://www.fsw.tv/1ch/1_5original/index.html

Photo and Text by T. Ishida +1

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