MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2018/07/04
  • OTHER(日本)

最後まで4台がトップを争うも堤が3連勝で世界一決定戦に王手!

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Pin on PinterestEmail this to someone
7月1日、三重県の鈴鹿サーキットで、GLOBAL MX-5 CUP JAPAN(GMCJ)の第3戦が開催されました。45分間の決勝レースは常に上位4台が接近バトル。最後に笑ったのはチャンピオンナンバー「1」を背負う堤優威で、開幕3連勝の快挙を達成しました。

第3戦の今回はタイに遠征中の佐々木孝太が欠場。グローバルクラス7台、エンブレムクラス1台の計8台での戦いとなりました。鈴鹿は好天に恵まれましたが、少し強い風が吹き、比較的過ごしやすいコンディションでした。予選開始と同時に58号車の梶谷太郎、続いて06号車の小原健一、唯一エンブレムクラスの33号車・加藤仁がアタックに入ります。 ところが15分を過ぎても、残る5台はピットに止まったまま。タイミングを探り合い、ようやく動き出したのが17分以上経過してからです。一度ピットインした梶谷を先頭に、88号車・村上博幸、84号車・吉田綜一郎、12号車・梅田剛、1号車・堤優威、86号車・TOMISANと6台が一列になってコースイン。梶谷とTOMISANはすぐに集団から離れますが、残る4台はスリップストリームを狙って駆け引きを続けます。アタックラップ1周目、残り7分余りというタイミングで堤が2分30秒172でリーダーボードの最上段に躍り出て、吉田も2分30秒930で続きます。次のラップでは梅田が2分29秒429を記録。ホームストレートで堤の背後から抜け出して1コーナーでかわし、その後は少し先を行く吉田が切り裂いた空気の恩恵もあったと思われます。吉田も2分30秒363まで削りますが、及びません。集団から遅れてしまった村上は、最後までアタックを続けますが2分32秒058で4番手。以下は2秒以上離れてTOMISAN、小原、梶谷、加藤の順となりました。

決勝はほぼ予定通りの16時4分にローリングでスタート。途中約10分間セーフティカーが入ったため、16周で45分間を戦い終えましたが、片時も目の離せない激しいバトルが繰り広げられました。 好スタートを切ったのは、3番手から出た吉田。すぐ前の堤とポールの梅田をかわしてトップに躍り出ます。次の周回では堤が梅田を抜き、その勢いのまま1コーナーで吉田の前に出ますが、吉田も負けじとすぐに抜き返します。そして5周目。5番手を走っていたTOMISANが高速コーナーの130Rでコースアウトして動けなくなり、セーフティカーが導入されます。この時点でのトップグループは、吉田→堤→村上→梅田の順。梅田は初めてのポールポジションを活かすことはできませんでした。そして小原、梶谷と、エンブレムクラスの加藤以外は全車追い付いてきて、一列になりますが、2周後セーフティカーがいなくなると同時にバトル再開です。再スタートでいきなり堤がトップに出ますが、吉田と村上をかわした梅田も譲りません。周回ごとにサイドbyサイドから、抜いたり抜かれたり。スリップが効くため、後続を離して逃げる余力は上位の誰にも残っていませんでした。12周終了時点でトップを奪い返した梅田がボード最上段で周回を重ねますが、あくまでそれはコントロールライン上でのこと。ファイナルラップとなった16周目にもドラマが待っていました。まず堤が先行するも、梅田、吉田で3ワイドとなる場面もあり、一時は後退。ところが再びスプーンカーブからの脱出で堤が抜け出すことに成功します。そのままバックストレートでリードを広げた堤が、3戦連続のトップチェッカー。コントロールライン上だけでも6回トップが入れ替わった激しい戦いを制しました。梅田はシケインでコースオフして吉田に抜かれてしまい、さらにオレンジ色の車体を視界の中に見て驚きます。なんと3台のバトルの間に、一時は少し差をつけられていた村上がすぐ後ろに忍び寄り、梅田を抜いたかと思うと、吉田にも並んでチェッカーを受けます。結果は0.001秒差で逆転した村上が2位。吉田は3位、梅田は4位と悔しい結果に終わりました。堤は「ファイナルラップのスプーンまでは、本当にわからない展開でした。勝負どころで、落ち着いていられたのがよかったと思います」と振り返りました。村上は「今日はよく粘れました」と笑顔でしたが、吉田は「勝てるレースでしたね」、また梅田は「レース経験の差が出てしまいましたね」と、ともに唇を噛み締めて語りました。

エンブレムクラスの加藤は、今季初参戦のレースを無事に完走。「セーフティカーの時にもう少し頑張れば、よかったかもしれませんね。でもレースを存分に楽しめました」とコメントしました。

なお控訴書が提出されている第2戦は暫定結果ですが、堤の開幕3連勝の快挙はまず動かないところです。これで11月に北米・セブリングで開催される「世界一決定戦」に招待される上位2名の座に、堤が大きく近づいて王手をかけました。全5戦で争うGLOBAL MX-5 CUP JAPANの第4戦は旧暦のお盆ウイークとなる8月19日、岡山国際サーキットで開催されます。

Photos and Text by B-Sports

MAZDA MOTORSPORTS CHALLENGE マツダモータースポーツ公式サイト

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ