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海外レース

  • 2014/03/05
  • OTHER(海外)

ブレンダン・リーブス、ARCキャンベラで開幕優勝 オーストラリア・ラリー選手権(ARC)開幕戦

マツダ2 G2を駆るブレンダン・リーブス/リヤノン・ゲルソミノ組は、先週末キャンベラで行われたオーストラリア・ラリー選手権(ARC)開幕戦で優勝し、選手権ランキングトップで今シーズンをスタートさせました。

リーブス組の「ラリースクール.com.au」マツダ2(日本名デミオ)は、土曜日に行われたヒート1をトップタイムで終えると翌日のヒート2でも勝利を手にし、今季初優勝を固めました。二日間のラリーでは、マツダ2 G2は常にスコット・ペター/デイル・モスカット組のルノー・クリオと激しいトップ争いを演じており、最終ステージ終了時点で計6.6秒差をつけたリーブス組が逃げ切っています。最終日のスタート時点でその差は僅か3.3秒でした。現ARCチャンピオンのエリ・エバンス組のVWポロが駆動系トラブルで戦列を離れており、今回は事実上リーブスとペダーの一騎打ちとなります。二日目、ふたつめのステージはペダーがベストタイムを記録しましたが、ランチブレークまでの4ステージ中3つでリーブスがトップを奪い、2秒差でリーブスがリードします。

最後の3ステージはまさに熾烈な戦いとなりました。午後一にリーブスが1.5秒差でSSベストを取ると次のステージではペダーが4.7秒差で逆転。最終ステージ直前の差は、なんと1.2秒でした。しかしながら、最終の「リッジス・レイクサイド」(14.14km)ではリーブスが渾身の走りを見せ、5.4秒もの差をつけることに成功。トータル6.6秒差で勝利を勝ち取りました。

「今回は表彰台の真ん中に上がれて感無量です」とリーブスは語っています。「今日は本当に良い走りができました。スコット(ペダー)とのバトルは熱いものでしたが、最終ステージで決着がつけられてハッピーです。マツダ2の走りはパーフェクトだったし、ハードワークをものともしないチームの働きにも心から感謝しています。コースコンディションも完璧でした。昨日の雨でダストが問題でなくなっており、路面は言うことなしでしたから」

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