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  • 2015/06/24
  • OTHER(海外)

CTCC第3戦上海天馬サーキットで、マツダ6アテンザが5位入賞

6月21日(日)に中国ツーリングカー選手権(CTCC)第3戦が上海天馬山サーキットで開催され、マツダ中国サポートの北京鋭思チームからエントリーしたマツダ6アテンザが、スーパーカップレースで5位に入賞しました。

北京鋭思チームは、中国の首都、北京でレーシングスクールを運営し、レーサーを志す若者達をサーキットに送り出すお手伝いをしているクラブチームです。CTCCシリーズへのエントリーは今年からのため、まだCTCCエントラントとしては後発のヤングチームだと言えます。チームは、スーパープロダクションクラス・スーパーカップ枠に、レース用2リットルエンジンを搭載したマツダ6アテンザセダンを投入し、改造範囲が限られるプロダクションクラスには2台のマツダ3アクセラ(1.6リットルエンジン搭載)を用意しています。上海天馬サーキットは、1周2.063kmのコンパクトなサーキットで、コース幅が狭く抜きどころも少ない難しいコースです。

2週間前のシリーズ第2戦上海F1サーキット戦では、様々なトラブルにより多忙なレースウィークを過ごした北京鋭思チームでしたが、レース後にマシンを仕立て直し、ローカルサーキットでテストを行って上海天馬サーキットでの第3戦に臨んでいます。20日に行われた公式予選では、マツダ6アテンザは9台中7位で通過。ライバルに対してまだパフォーマンスが追いついていないものの、安定した走りを見せました。しかし、2台のプロダクション仕様のマツダ3アクセラはマシンの育成途中であり、今回のレースのために選択したパーツが特別認定されることと引き換えに予選結果が取り消され、決勝レースでは最後尾からのスタートとなりました。決勝レースでは30番手からスタートしたエースの孫正が18台をパスしてマツダサポーター席を沸かしましたが、中盤に他の車両と接触してリタイヤとなりました。同様に僚友の21号車もクラッシュアウトしています。また、スーパーカップレースではマツダ6アテンザが好走を見せましたが、5位でレースを終えています。ライバル車両のほとんどが2リットルターボエンジンを搭載している中、唯一の2リットルNA車両である現状では、これが望まれるベストリザルトでしょう。北京鋭思チームでは、今後さらにマシンのパフォーマンスアップ、チーム総合力アップのため、知恵を絞ることになるでしょう。

Photo by Mazda China

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