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海外レース

  • 2014/10/27
  • OTHER(海外)

豪イースタンクリークにREサウンドが轟き渡る
ワールドタイムアタックチャレンジ2014

10月17日〜19日にオーストラリア・シドニーのイースタン・クリーク・レースウェイにて、タイムアタック世界一を競う「ワールドタイムアタックチャレンジ」が開催され、多くのマツダ・ロータリーマシンが活躍しました。

このワールドタイムアタックチャレンジは、横浜ゴムのバックアップのもと、地元オーストラリアのオーガナイザーが2010年から開催しているスピードイベントです。1周3.93kmのイースタン・クリーク・レースウェイを舞台に最速ラップタイムを競うシンプルな競技です。このトラックは、最高速性能が問われる長いストレートと完璧なサスペンションとシャシーセッティングが求められるテクニカルセクションで構成されています。今年のイベントには、トップカテゴリーのプロクラスに出場したRE雨宮RX-7ハリケーン号(織戸学)を筆頭に、4クラスに9台のマツダ・ロータリーエンジン搭載車が参加。この種のスピードイベントで根強い人気を維持していることがわかります。また本年は、このイベントにマツダ・オーストラリアがブースを出展。1992年から94年までの3年間バサースト12時間レースで連続優勝を果たしたFD3S RX-7、ドラッグレース仕様のマツダ6(20Bターボ)などと並び、ニュージーランドからは4ローターエンジン搭載のマッド・マイクRX-7、そして日本からガレージスターフィールド所有のマツダ767Bが招待展示されました。マッド・マイクRX-7のドリフトランとともに、マツダ767Bのデモランには多くの観客が熱狂。4ローターサウンドに負けないほどの歓声が上がりました。

競技では、タイの新オーナーの手に渡っているRE雨宮RX-7ハリケーン号を織戸学がドライブ。昨年の同大会で記録した1分29秒9の記録を2.6秒縮める1分27秒3をマークしてプロクラス5位となりました。チューナーの雨宮勇美さんは、「今回は、車両重量を35キロ軽量化し、リアスポイラーをダブルウイングとし、フロントサスペンションアームを作り直してしてジオメトリーを変更。タービンも大きさ等を変更して中間トルクをアップしました。織戸選手にも頑張っていただき、おかげでタイムアップを果たしました」と語っています。

photo by Mazda Australia and Yokohama Rubber

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