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  • 2017/12/13
  • OTHER(日本)

太田智喜のダートトライアル奮戦記2017 その2

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みなさんこんにちは!デミオ15MBとともにBライ競技漬けの日々を送っている太田です!この前の記事ではダートトライアルとはどんなものか、そのなかでデミオ15MBの位置づけはどこにあるのかを伝えつつ、デミオのダートデビュー前の惨劇をお届けしました(^^;
今回からは全日本ダートのシリーズ参戦の内容について紹介していきたいと思います!

デミオの修復を終えた3月初旬、車両を直していただき、手元に戻ってきた一週間後、全日本ダートトライアル(以下ダートラ)の開幕戦を迎えます。
開幕戦の開催地はというと、丸和オートランド那須(栃木県)で、東日本で最も有名なダートコースといえるところです。広島からは移動距離約1000kmと私が2017年に参戦した全日本戦の中で最も遠い場所でもあります(^^;

移動方法は勿論「自走」!!

私も普通のサラリーマンドライバー、安さ手軽さが一番の自走です。何かとお金のかかる自動車競技ですが、自走だと少しはお財布にやさしくなります(^^;

とはいえ、丸和まで約1000kmあるので、移動だけでも一日仕事です。遠方の遠征地は道中の安全面も考え、通常の土日休みに加えて金曜と月曜日にお休みをいただき、大会に出場しています。会社の方々等、周囲の方々から理解も得られる今の環境に感謝です。

 

話は早速ですが、大会本番の時の話に移ります!全日本ダートラでは、大体の大会が土日二日間で行われています。1日目(土曜日)は公開練習日、2日目(日曜日)は大会本番日となります。実はこの公開練習日というのは、基本的に入場料がかかりません!ちょっと見てみたいなという人がいれば、土曜日に体験で観戦に来てみてください!でも、本番日の方が走りは間違いなく熱いので、日曜日の本番日の観戦をお勧めします♪

少し脱線してしまいましたが、私はもちろん公開練習からの参加です。(公開練習は任意参加です)

 

丸和オートランド那須のコースは硬質路面でかつ中高速コーナーが多いコース。どこまでアクセル全開で踏みちぎれるか!!そんな気合の入ったコースのため、地元勢の方々が上位に食い込んでくることが多々あるところです。

そんな中、私は修理完了後、結局は最低限の準備(タイヤ組み換えや荷物積みこみ等)ぐらいしかできなかったので、装着した部品ほぼそのままの状態での全日本ダートラ走行。減衰のセットも大体の状態で、走りも探り探り。

そんな状態で走った公開練習の結果は10位/18台という成績。もちろん良くない成績ではありますが、車両にもまだ慣れていないこともあり、これは想定の範囲内でした。

 

次の日、本番走行ではタイヤのセッティングを変更してみることにしました。この変更は何かというと、フロントタイヤのサイズ変更です。公開練習ではデミオ15MBの純正タイヤサイズと同じ、185/65R15の74Rを前後に使用して走行していました。本番走行ではフロントを185/65R14にサイズを落として臨みました。これは何故か?皆さんそう思うかもしれません。こうした理由は、「デミオ15MBのパワーを余すところなく活かすため!」になります。簡単に言うと15inchの大径タイヤよりも14inchの小径タイヤの方が、グリップ過大によるロスを減らせると考えたわけです。ミッションのギアレシオもこれまでのスポーツカーよりはハイギア―ドなので、小径化することで少し力不足だった箇所も解消することができます。

 

この考え方、サーキット走行などのタイムアタックではあまり考えられない事だったりします。基本的にサーキットではコーナリング性能を高くするために、タイヤサイズを小径/扁平大にすることは考えられません。これはタイヤメーカーのタイヤの基礎知識項目に掲載されている内容でもあります。

 

住友ゴム工業様webページ参照

 

このセッティング変更をして臨んだ本番走行では1本目ではなんとか賞典圏内の5位/21台という位置に!

 

車載動画1本目

 

外径変更に合わせた走らせ方が100%にまでは出来ていなかったこと、コーナー進入姿勢やアクセル開度量等悪かったところ等を修正する必要がもちろんありました。これはいつも車載動画を見かえしたり、イメージトレーニングを繰り返すことで修正をしていきます。もちろん、セッティングの変更もしますが、私は基本的に大会中の大きな変化はさせず、減衰調整と空気圧調整、タイヤ選択までで留めておきます。それはドライバー側が、そのセッティングの変更内容についていけない時があるからです。

 

セッティングの方向性は基本的に固めのセッティングへ変更します。というのは、全日本ダートラでは、参加台数約150台前後の車両が未舗装のコースを走るため、コースの路面は刻一刻と変化し続けます。走行後の轍の深さ、コースに埋もれた石、土埃が発生しないように撒く水(散水)等、ダートラは路面変化のことも考え、セッティングを決めていきます。

これが難しく、毎回悩ませられます(^^;

 

そういったセッティング変更等の過程を経て次の2本目に臨みます。2本目の結果はというと、タイムアップはしたものの、他の追従に合い、残念ながら13位/21台と低迷しました。

 

車載動画2本目

 

結果は正直悪かったですが、当時走りを振り返った際、走り方の修正とセッティングを煮詰めることで、まだまだ1位に届くところまでいけるという感触が感じられた1戦でした。

とはいえ、15時間ほどかけてとぼとぼと広島まで帰ったのはつらかったですが(苦笑)

 

今回の投稿は2017年第1戦に関する話をさせて頂きました。あまりに細かく書いているとこのペースだと来シーズンが始まってしまうので、次はすこしダイジェスト版で何戦かまとめてお話ししたいと思います。つたないレポートですが、今回も最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。次回も引き続き、私のデミオ15MBの成長の過程と、ダートラの奥深さを伝えていきたいと思います。

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