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  • 2018/05/16

小俣洋平の全日本ジムカーナ選手権参戦記 2018 Rd3

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全国のマツダ車ファンの皆様、そしてジムカーナファンの皆様、こんにちわ。先日はじめてマツダドライビングアカデミーのインストラクターをさせて貰い、その充実の内容に甚く感銘を受けた男小俣洋平です。マツダの開発の方と直接お話したりお昼ご飯をご一緒したり一緒に車に乗ったりとファンやユーザーとの距離がとても近い自動車メーカーのアカデミーでした。RX-7でジムカーナやっていて「良かったぁ~!」としみじみ思っている次第です。

 

さて、ジムカーナですが早いもので今年も既に3戦が終わりました。という事で今回は第3戦エビスラウンドのレポートをしたいと思います。

 

開幕2連勝と絶好調で迎えたエビス西コースは過去0勝、2年連続ライバルのNSXケンニシモリにチギラレテいる苦手コース。という事で過去の敗因を自分なりに考えてみると

敗因①:セッティングやタイヤがイマイチ…

敗因②:アップダウンがあってレイアウト的に上り区間でサイドターンをされるとトラクションでいつも以上にNSXに離される。それとスタート場所は水はけが悪くいつも濡れていて砂利も多い……なのでいつも以上にNSXに離される…。

敗因③:ドライバーが乗れてない

※敗因というか言い訳とも言います…。

 

という事で今年の作戦というか対策

対策①:セットアップは見直そう、タイヤは03Gの無敵コンパウンドS5がある

対策②:なんかレイアウトが逆になって、上りサイドターンが減った?そしてスタートも下りの綺麗な路面でラッキー

対策③:誰にも走り負けるな!

 

また前戦タマダで見つかったサイドターン絡みの問題の対策にブレーキとデフをオートバックスかしわ沼南とレボリューションで再調整して貰いました。

 

そんな感じで迎えた決勝ウィーク、先ずは金曜日の練習走行、レイアウトは昨年までと逆走になりました。ピットイン側からコースに出て最初にメインストレート部分を下って、後半に1コーナー側セクションを走るレイアウトなのですが、レイアウトも変わったけど舗装も変わっています。1コーナー側は新舗装、エビスサーキットの熊久保社長曰く

「まだ油も出ていてグリップしません。僕はトリッキーなのが好きなので毎年何らかの変化を加えていきたいと思っています」

エビスサーキットをドリフトの聖地にして、今度はBライ競技の聖地にしてくれようと辣腕を振る熊久保社長殿の粋な計らいに文句を言ったら男がスタルってもんです。で、走った感想は

「なんじゃこりゃ?…」

※文句じゃないですよ、文句じゃ!

 

印象としてはイオックスアローザの新舗装の区間に近く、グリップの立ち上がりが不自然に早い、そんでもって荷重の増減に対してもグリップの抜けがもっと早い!という感じで併せてメインストレート側の昨年までと同じ舗装の区間は砂っぽい感じです。そういえばエビス西コースはコース脇をダートコースとして使っておりその影響なのか砂っぽさを感じます。

 

先ずは金曜日の練習走行、気温は4月中旬の福島県にしてはかなり暑く、路面温度も40~50℃辺りで真夏の一歩手前のコンディション。僕の装着するタイヤ、ダンロップ03Gにはソフトとハードの2種類のコンパウンドがあって先ずはその選定です。

①前後S5コンパウンド(ソフトタイヤ):タイム1分10秒3

前半の砂っぽい区間は抜群のグリップ、後半の新舗装はクセが強くムズカシイ

②前後M5コンパウンド(ハードタイヤ):タイム1分10秒9

前半の砂っぽい区間がグリップしない、後半の新舗装はボヤっとしているけど乗りやすい

③前S5 後M5の組み合わせ:タイム1分10秒8

前半の砂っぽい区間のトラクションが掛かりにくく、後半は普通の感じ

 

土曜日の2本の走行も前後ソフトと前ソフト後ハードの組み合わせとを比較し、金曜日程のタイム差がなくなりました。こうなるとタイヤ選択が悩ましくなってきます。

 

ソフトとハードのタイヤは路面の癖によって相性の良し悪しがあって、それと温度との兼ね合いから性能が決まってくるのですが、今回のエビス西は路面の状況が前半後半と大きく異なっていて相性の判別が付きにくい印象でした。またソフトは暑くなってくると必ず性能ダウンするポイントがあってハードに切り替わる温度域があるのですが、新しく出たソフトのS5の性能が良いのでその見極めが難しい状況でした。

 

とまあ、難しく考えるといくらでも難しく考えられるのですが、僕と同じダンロップタイヤを装着する前走クラスのCRXに乗る服部選手がソフトタイヤで好タイムをマークしたので、

「じゃー俺もソフトで行こう」

って事でソフトに決めましたが、暑い時のソフト使用の際には鉄則があります。

鉄則その①:第1ヒートで決めろ!(暑いから午後はタイムでない…)

鉄則その②:タイヤをイタワレ(無理な運転ご法度!)

鉄則その③:前半のタイヤの美味しい区間でしっかり稼ぐ

とここ数年覚えた鉄則を嚙み締めて決勝の第1ヒート、細かいミスが少しあったものの概ね良い内容の走行で、第1ヒートのタイムで逃げ切って勝つことが出来ました。

 

「ピース!」

 

これで開幕から3連勝と抜群のスタートダッシュに成功しました。次戦第4戦は近畿エリアのジムカーナの聖地、奈良県山添村の名阪スポーツランドです。昨年はケンニシモリに逆転負けしたラウンド、今年はリベンジするぞぉー!

 

 

※今年から始めている参戦動画レポート、小俣洋平【ジムカーナ】チャンネルの方もご視聴及びチャンネル登録の程、宜しくお願いいたしますm(__)m

https://www.youtube.com/channel/UCcyz1ix11cyjSu3zaed03Jg/featured

 

※また大会会場では抽選で数名の方に同乗走行体験会というイベントも行っております。大会終了後、任意の出場ドライバーの助手席に乗って当日のコースを同乗体験できるというとても楽しい企画ですので是非会場に足を運んでいただけたら幸いです。

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