ダイソンMazda Lola MZR-Rが1位と3位を獲得
2011 American Le Mansシリーズ 第3戦 Lime Rock Park, CT, July 9, 2011
新たにダイソンマツダチームに加わった#20ハマイド・アル・マサオードとスティーブン・ケーンのALMSデビュー戦となった第3戦ライムロックパークにおいて、2台のダイソンMazda Lola MZR-Rは予選から圧倒的な強さを見せた。
クリス・ダイソンとガイ・スミスの#16が予選でポールポジションを獲得すると、#20はALMSデビュー戦にもかかわらず予選2位を獲得した。決勝レースでは、ポールスタートの#16が、トップ争いを繰り広げつつも抜群の速さと安定したラップによりポールトゥフィニッシュを決め、今季初優勝を獲得した。一方の#20は、決勝スタート前に発生したバッテリートラブルによりピットスタートとなってしまうが、ハマイドのドライブにより驚異的な速さを見せ、ポジションを31位から7位までアップ。続くスティーブンが3位までポジションを上げてポディウムフィニッシュを決めた。
「今回の勝利は特別だ。ハマイド・アル・マサオードとスティーブン・ケーンがチームに加わっての勝利であり、かれらはとても良い仕事をした上に、2台とも素晴らしい走りをした。残りのレースも良い結果を残せるだろう」とロブ・ダイソンが語った。
ハマイドとスティーブンは、アメリカンレースのデビュー戦を楽しんだようだ。「とても気持ちよく走れた。さらに表彰台に立てて、まさに我々がやろうとしていたレースができた。次のレースが楽しみです」とハマイドが感想を述べた。スティーブンは、「今回のレースは、いままで経験したなかで最も楽しめた。混戦の中でのレースはチャレンジングでしたが、10回ものファステストラップを記録できて、チームにも貢献できたと思います」と語った。
2011.7.12
|