誕生20周年を祝して、100台を超えるAZ-1が広島に集結
秋晴れの10月7日、マイクロスポーツカーAZ-1の20周年を祝うオーナーズミーティングが広島市のマツダ本社で開催されました。
AZ-1オーナーズクラブ主催のこのイベントには最も遠くは宮城と全国から100台を超えるAZ-1が集結。お馴染みのチャージカラーの他、ALITALIAカラーにカラーリングされたAZ-1などユニークなクルマを見ることができました。中には電気自動車に改造したAZ-1やテレビ番組でも紹介されたラジオコントロールカーも登場。この車両は、「障害者の方でもスポーツカーを楽しめるように」と製作されたとのこと。現在は、なんとiPhoneでの操作が可能となっています。アクセル、ブレーキ、ステアリング操作はもちろんのこと、iPhoneでシフトチェンジも可能です。電気自動車とラジコンカーはデモ走行も披露。無人で走行するラジコンカーや静かに発進する電気自動車が走りだすと歓声が沸き上がりました。また今回のイベントのテーマである「あと100年、100万キロ乗り続ける」のもと、トラブル対処方法がパネル実車で紹介されおり、多くのオーナーが見入っていました。
また、このイベントには主査を務めたマツダOBの平井敏彦氏やデザイナーの大黒氏の他、当時開発に携わったエンジニアも参加。会場で販売されていたAZ-1 20周年記念酒のラベルは、デザイナー大黒氏が直筆イラストを提供してくれました。ランチパーティーでは開発ストーリーや検討段階のデザイン画の紹介があり、普段見ることのできない資料の数々にオーナーたちは感動していました。当時の開発者も「20年経った今でも皆さんにこうして大事にしてもらっている姿が見られて嬉しい。作ってよかたなあと実感させていただきありがとうございます」とコメントしていました。平井さんのサイン会では、ボンネットにサインをもらおうと長蛇の列ができました。
Text by AZ-1 Owners Club
2012.10.9
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